科目名
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F7216000
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弾塑性学特論
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担当教員
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宗本 理
(ムネモト サトル)
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研究室・オフィスアワー
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宗本 理 7号館 3階 304号室・木曜13:00~14:30または要メール
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メールアドレス
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宗本 理  
s_munemoto[at]aitech.ac.jp
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対象学年
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1年,2年
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クラスコード
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X1
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講義室(キャンパス)
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開講学期
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後期
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曜日・時限
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金Ⅲ
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単位区分
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選択
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科目種別
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一般
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単位数
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2
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準備事項
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備考
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概要
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土木構造物は弾性域・塑性域における応力場や変形状態、破壊機構などを考慮した設計や解析がなされており、部材や材料レベルでの状態および数値解析における材料の力学特性に関するモデリングが非常に重要となる。本講義では、固体力学や連続体力学に関する内容をベースに、ベクトルの表記、材料の破壊条件を含む構成則、さらに降伏条件や硬化則などに関して学習する。(学習時間:23.5時間) この講義の習得にあたり、学科カリキュラムポリシーである「3.実践的応用能力を目指した土木専門知識と技術の育成」、「5.柔軟な発想と創造力に基づく問題発見・解決能力の育成」および「7.技術者としての自主性と継続学習能力の育成」が培われる。
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ディプロマ・ポリシー
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実施形態
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面接授業で実施。※今後の社会情勢により遠隔授業に変更する場合もある。
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計画
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1回 応力とひずみ(構造力学の復習) 2回 ベクトルの表記(総和規約、ベクトルの積、クロネッカーのデルタと置換記号) 3回 ベクトルの表記(ベクトル積、テンソル積) 4回 対称テンソルと反対称テンソル 5回 座標変換則 6回 回転テンソル 7回 応力のつり合い方程式、応力テンソルの固有値 8回 線形弾性体の構成式 9回 (等方線形)弾性体の構成式 10回 平面応力と平面ひずみ 11回 降伏条件式、偏差応力 12回 トレスカの降伏条件 13回 Von Misesの降伏条件、Druckerの安定仮説 14回 Von Misesの構成方程式 15回 相当塑性ひずみ、様々な硬化則
各回の教室外学習を以下に記す。 予習(2時間):教科書・参考資料を基に、各回のキーワードなどを事前に調べてくること。 復習(2時間):講義内容について復習するとともに、講義中に与えた課題・演習問題に取り組むこと。
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教科書
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書籍(園田佳巨・島田英樹:「固体力学」(共立出版)、吉田総仁:「弾塑性力学の基礎」、京谷孝史:「よくわかる連続体力学ノート」)などを参考に随時抜粋して使用する。
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参考書
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書籍(園田佳巨・島田英樹:「固体力学」(共立出版)、吉田総仁:「弾塑性力学の基礎」、京谷孝史:「よくわかる連続体力学ノート」)など随時指定する。
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学習到達目標
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前期に実施される構造解析学特論の延長上として、材料構成則の成り立ち、降伏条件や硬化則などについて習得する。
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方法と特徴
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コロナウイルス感染症の拡大予防のために、ICTを活用した授業を行う場合がある。 本講義は前期に実施される構造解析学特論に関わる内容となっており、構造解析学特論を受講していることを前提に講義を進める。手計算による演習問題を適宜出題し、理解度を確認する。
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成績評価の方法
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講義(15回分)の出席点を60%、講義中に実施する小演習や質問の評価点を40%とし、総合点が60%以上を合格とする。なお、講義の4回以上の欠席は最終評価を40%未満とし、Q評価とする。
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フィードバックの方法
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教員からのメッセージ
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アクティブ・ラーニング科目
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該当なし
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実務経験に基づく教育内容
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該当なし
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添付ファイル (5MBまで) |
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